こんばんは、shoです。
私は米国株をメインに据えて資産の最大化を目指していますが、
元々は優待目当ての日本株から株式の買い付けを始めていました。
今回はどちらも足を踏み入れた現時点での実感を記したいと思います。
まとめると、どちらも一長一短はある という結論にはなりました。
為替リスク
米国株を始めるにあたってよく言われるのが為替リスクでしょう。
円高だと米国株は安く買え、円安だと普段より高く買う事になってしまいます。
以下の図は チャート表示サイト
Trading view で表示した5年間の 米ドル―日本円チャートです
数年という期間を見ても104~114円程度をいったり来たりしており、
2021年は年初から円安傾向にあることが見て取れます。
仮に1ドルあたり 114円の時 と 104円の時に100万円投資した場合
8,771.9$ 対 9,615.38$ と 843$、 およそ 8万円 もの差が生まれてしまいます。
この差は日本株の時は考えなくてもよいリスクであったので、
外貨に変えて米国株を買ってみたときに実感することになりました。
しかし一度保有してしまい、円安傾向になれば 投下資本よりも資産が増えるので
投資時期の分散が日本株オンリーより大きな意味を持つ、というのが今の印象です。
為替のリスクはありますが、それ故のリターンも増えますね。
二重課税
2点目としては配当金を受け取る際の二重課税が気になる、という点。
私は楽天証券を使用していますが、配当金発表のメールにはテンションが上がります。
しかし、実際受け取る額は 発表されたメール文面の約70%…。
日本株と比べ、現地課税10%が付加された2重課税になっているため、
目減り量のインパクトが大きいです。
確定申告により 外国税額控除で取り返せるとは聞きますが、筆者は未経験なので
米国株を始めてみての、心配事の一つとして感じています。
年末までに確認しないとね…
日米を分散として捉えられる?
3点目は 為替のところ被りますが、「日米株を保有しているため分散になる」
と軽く考えていた点。
以下の図は Trading view で表示した ここ2年の 日経225―NYダウ のチャート比較ですが、
オレンジ線 は NYダウ、ローソク足チャートは 日経225です。
見ての通り、NYダウが下がれば日経225も下がり、逆もまた然り。
むしろNYダウが成長していても日経は追随していない事も多いです。
結局は「最大の株式市場アメリカの影響は避けられない」ということですね。
私の持っている銘柄のせいかもしれませんが、日米株式で分散が効くとは言いづらいです。
(Trading view よりキャプチャ)
配当
米国株…年4回の配当 / 日本株…年2回の配当
やっぱり、年4回の配当は単純に嬉しいです。
キャッシュフローの増加を目的とした場合、株を買った次の月には結果として現れてくるのは
非常にモチベーションを保ちやすいですし、利益の計算がしやすいです。
毎月の配当金を目指すにも銘柄数を少ないままポートフォリオを構築できますし、
コツコツ貯めたい派の方には 付き合いやすい資産運用法であることは間違いないです。
ただ、日本株には米国株には 無い【優待】というメリットもあります。
資産の最大化とは目的が逸れますが、やっぱりカタログギフト系の優待の楽しみは大きい…
良い優待を用意していてかつ、高利回りの銘柄があるのは日本株特有の魅力だと思います。
東証1部が廃止され、プライム市場になった際に 「優待は廃止」の流れになるのでは
という話もありますが、現時点では持っていて嬉しい特典です。
まとめ
・為替リスクの影響は大きいので 時期分散投資の重要性が高い。
・二重課税の影響がある。外国税額控除の申請が必要になる。
・日本経済 は 米経済の影響を避けられない。分散の意味合いはそこまで大きくはない。
・年4回の配当は大きい。日本株は優待が大きい。
以上、日米株式を始めてみて思ったことでした。
リスクもあればリターンもありますし、日米に注目して初めて他国の経済事情にも
目を向けるようになったので、結果的には手を出してみて良かったな、と感じています。
お読みいただきありがとうございます。
shoでした。
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