『Chatter「頭の中のひとりごと」をコントロールし、 最良の行動を導くための26の方法』を読んだ感想【本】

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こんばんは。shoです。

当ブログに遊びに来ていただき
ありがとうございます。

今回は最近読んだ本についての記事です。

今回読んだ本は
Chatter 「頭の中のひとりごと」をコントロールし、
最良の行動を導くための26の方法

というタイトルの本。

原題:Chatter:The Voice in Our Head,
Why it Matters, and How to Harness it

284ページ。(40pの脚注除く)
読み終わるまで9時間ぐらい。
(2週間ぐらいで分けて読んでたからもっとかかったかも…)

要約すると「良し悪しのある自身との対話の使い方」。
初心者サラリーマンのメモとしてどうぞ。

あらすじ・紹介

簡単な内容はAmazonの商品ページから抜粋↓

(Amazonの商品ページよりキャプチャ)

内容

「なぜ昨日はあんなことを言ってしまったのか」
「明日のプレゼンはうまくいくだろうか」
私達は常に頭のなかで、自分自身と話をしている。
 
このような声は、過去から学び、未来への計画を立て、
自分が何者かを知るために不可欠な、進化がもたらした人類ならではの能力だ。

しかし、ときとして、この「頭の中のひとりごと(チャッター)」は、
暴走し、私たちの思考を乗っ取ってしまう。
その結果、私たちは「考えすぎ」に陥り、ストレスに飲み込まれ、
集中力を失い、正しい判断ができなくなる。

では、どうしたらこの「チャッター」を制御し、
より良い人生を送ることができるのだろうか?

世界的な心理学者が提示する、
「チャッター」をコントロールするための、誰もが使える26のツール。

章の構成とタイトルは以下の通り。

はじめに
第1章 内なる声はなぜ存在するのか
第2章 自分に話しかけることが引き起こす問題
第3章 問題からズームアウトする
第4章 他人の視点を手に入れる
第5章 他人との対話がもたらす功罪
第6章 環境の持つ力を利用する
第7章 科学が解明した「信念」の力
結論
チャッターを制御するための26のツール

本書は2021年に米国で
心理学・神経科学の専門家のイーサン・クロスにより
書かれた本。日本では2022年12月に初版 発刊。

自己啓発本の一種だと思いますが、心理学の側面が強いです。

人間は生きていく中で、
「目の前の事だけにただただ集中している」という時間より
過去の経験に思いを馳せたり、未来の予定を立てたりといった
「今、ここ」に居ない時間を多く過ごしている
(こうした傾向は極めて基本的なので
「初期状態(デフォルト)」という名前がついているらしい)

そしてその時間は、本書では一般的に
脳内での会話的なやり取りをもって行われるとしている。

ある研究によれば、私たちの内面における独り言のスピードは
声を出して1分間に4000語を発するのに匹敵するという

自分自身との心の中での対話を「内なる声」と表現し、
その中でもネガティブな思考の循環をチャッター(chatter:しゃべり声)と定義している。

内なる声はたいてい上手く機能するものの、私たちがそれを最も必要とするときに限って
――つまり、ストレスがたまる、リスクが高まる、冷静さを損なうような厄介な感情にさらされるなどといったときに――しばしばチャッターへと変わってしまう。

ときに、こうしたチャッターはとりとめのない独り言の形をとる。
ときに、チャッターは私たち自身との対話である。
ときに、チャッターは過去の出来事の強迫的な蒸し返しである。(反芻)
ときに、チャッターは未来の出来事の不安な想像である。(心配)
(中略)
チャッターはまた、自分に害をなすよう私たちを導くこともある。

その内なる声は、使い方によっては知恵にも悪魔の声にもなるが、
自身を苦しめる毒にも成りえるチャッターはどう起こるのか?
どう制御すればよいのか?
減らす方法は?
といった内容を 実例や研究結果を元に解説している本。

具体的な方法自体は本の最後のp265以降に
チャッターを制御するための26のツールとして記載されているが、
心理的なアドバイスは一見すると陳腐な物に見えやすいので
本編に目を通してからの方が納得しやすいかもしれない。

内なる声は何者かに始まり、
チャッターに転じた時の弊害、
自分自身のみで行える対策、
他人との関わりで内なる声へ影響するパターン、
自分の置かれた環境が内なる声へ影響する要因、
などの解説に続いていく。

本書内に画像は無く、研究結果による説明や
実例の解説が続く上に漢字が多く
ハイライトや太字といった工夫もないので読みにくい部類に入る。

感想

前にストレングスファインダーを実施した時に

『ストレングスファインダー2.0』を読んだ(試した)感想【本】
今回も最近読んだ本についての記事です。 今回読んだ本は 「さあ才能(じぶん)に目覚めよう ストレングスファインダー2.0」 (STRENGTHS FINDER 2.0 From GALLUP TOM RATH) ...

「内省」 が高い項目として挙げられていたのですが、
なんとなくはわかるんですが、 内省 とはどういうものか?
というのが腑に落ちていませんでした。

この本をネットで見かけて、
内省に対してなんとなく関係ありそうだと感じて読み始めた本。

さっきも書きましたが文章は滅茶苦茶読みづらいです。
著者が言ってる事と繋がってるのか微妙なエピソードを
連発で入れてくる上、話があっちこっちに飛びます。

更に【難しい言い回し】や 【分かりづらい比喩】 が頻出するので
読み進めるのに苦労しました…
読むのは大変だったのですが、参考になる部分が多くありました。
(Amazonのレビュー見てもこんな感想多い…)

個人的には、26のテクニックを用いた結果
「人間への心の影響」をどう調べたか、が書かれているのが
興味深かったです。

基本的には【ボランティアに研究に協力してもらって結果をアンケートに答えてもらう形】
が多い様で、 結果が100%正しい、万人に当てはまる
といった訳では無さそうですが

結果だけでなく、調べた方法が書かれていれば、
信用するかは自分で決められますもんね…

本書の中でも個人的に参考になった部分を抜粋して
自分用のメモとして紹介します。

抜粋

  • 人は嫌な経験について人に話したがる


人間は嫌な経験を他人に話さずにはいられない傾向があるそうだ。
それは年齢や教育レベルによらず、地理や文化すら超えて当てはまるとのこと。
それ自体は普通の事で、悪い訳ではないのだが
繰り返し愚痴を他人に聞いてもらうのは相手との関係に影響が出てくるため注意が必要だ。
(当然、聞いている側も愚痴聞きの許容限界があるわけで…)

嫌な経験(チャッター)に浸ってしまい、それから楽になりたいから他人に話しているのに、
それが原因で疎遠となり、孤独を生み、嫌な経験を増やす悪循環になる可能性がある。
また「諍いにいつまでもこだわる人は攻撃的な行動にも出やすい」とのこと。
SNSには結構、この一連の傾向は現れている気がします。
(他人と感情を共有してもチャッターは減らない、という研究もなされたそう)

  • 感情的な痛みは身体的な痛みの要素を含む


有志による実験により、MRIの結果から感情的な痛みは身体的な痛みに脳の反応が酷似していた。
(熱いコップを腕に押し当てた反応と、失恋の相手の写真を見ながら当時を思い返した時の反応)
本書ではこの結果から 感情的な痛みは身体的な要素がある事を示唆する、としている。

つまり、内なる声がストレスを煽った結果、健康に影響が及ぶ場合がある。
(胃潰瘍とか発疹とかですかね…)
逆に言えば、良い方向にも作用する可能性を秘めているとも言える。

  • こっそり他人を観察するように自分を観察する


動揺した経験(例えば言い合いになった記憶)を思い返す時に
自分(一人称視点)ではなく、傍観者(三人称視点)で追体験し、
感情と向き合う実験をした結果、後者では冷静に状況を観察出来たという。

つまりネガティブな経験に浸るのでは無く、ズームアウトする事によって
チャッターを抑制できる。
(ただ、これをポジティブな経験に用いると喜びも半減するらしい。そっちは浸った方がいい)

この手法は問題に対し心理的に「距離を取る」と記述されているが、
それは「時間軸」にも適用できるとのこと。
その困難が一日後ではなく「十年後にどう感じるか」を想像することでも
効果があるという。

  • 「私」とは言わない


上記の「距離を取る」話と類似しているが
自身との対話に 一人称ではなく、「あなた」などの二人称
「自分の名前」を使うと合理的思考を促すそうだ。

「今日、私はどうして腹を立ててしまったのだろう?」と自問する代わりに
「今日、イーサンはどうして腹を立ててしまったのだろう?」と聞く。
冗談のような話だが、本書内に書かれている実験では
パフォーマンスが上がり、後に反芻することも少なくなったという。
(集めた被験者に大勢の前で5分の準備時間の後、5分間スピーチさせ、どう感じたかを調べる実験らしい。
実験方法がいちいちエグい。その不安を考える際、一人称を使うグループと三人称を使うグループに分けた。)

自分が参考になった所をいくつか抜粋させていただいたが、
かなり端折って記載している。

他にも
日記を書く とか 他人と(愛情をこめて)触れ合う 等の
一般的な手法に留まらず

儀式を行う(いわゆるルーティーン) とか
自然に触れて畏怖を感じる
(自分が地球規模ではちっぽけな存在であり、悩みは取るに足らないと認識する。)
などのスピリチュアルな部分にも触れています。

仰々しいのは翻訳の都合かもしれませんが…

個々人で琴線に触れる部分があると思うので、
気になった方は読んでみてはいかがでしょうか。

まとめ

以下まとめです。

悲観的な思考にハマったら、頼りにしてみるといいツール群

26のツールに関してはどこかで目にしたようなアドバイスが
多いですが、恐らく 人によって自分に合う、合わないがあるのでしょう。

本書の中で、思い込みの力が体に作用するプラシーボ効果は有用であるとの話がありました。
「信じる事」は良い方向にも悪い方向にも力を発揮する証左とも言える気がします。

月並みな話ですが、悩みごとの大半は自分に答えがあるのでしょう。
いわゆるエライ人にあらためて教えられた気がした本でした。

お読みいただきありがとうございます。
shoでした。

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