『佐久間宣行のずるい仕事術』を読んだ感想【本】

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こんばんは。shoです。

当ブログに遊びに来ていただき
ありがとうございます。

今回は最近読んだ本についての記事です。

今回読んだ本は
佐久間宣行のずるい仕事術
というタイトルの本。

副題:僕はこうして会社で消耗せずに
やりたいことをやってきた

231ページ。読み終わるまで2.5時間ぐらい。

要約すると「日々の仕事へのモチベアップノウハウ集」。
初心者サラリーマンのメモとしてどうぞ。

あらすじ・紹介

簡単な内容はAmazonの商品ページから抜粋↓

(DIAMOND ONLINEのコラムよりキャプチャ)

内容
◎消耗せずに仕事がしたい
◎限られた時間でムダに戦わず成果を出したい
◎取り替えの効かない人になりたい
◎一目置かれる人になりたい

就活生、新社会人からベテランまで、
どの業界でも役に立つ、佐久間宣行からの62のアドバイス。
天才ではなくフツウの人こそマネすれば、一目置かれる人になる!
佐久間宣行が22年のサラリーマン人生の集大成として本気で書いたビジネス書。
特別ではない人こそ特別になれる珠玉の1冊!

サラリーマンでありながら、「オールナイトニッポン0」のラジオパーソナリティをつとめ、
ファンイベントを行えばリアルで5000人が集まってしまう、45歳のフツウのようでフツウじゃない、
いま話題の佐久間宣行が教える、誰とも戦わず、好きなことで効率的に成果を出す62の仕事術。

熱狂的ファンをもつ「ゴッドタン」「あちこちオードリー」などの他、
ドラマのプロデュースも手掛け、2021年4月にテレビ東京を退社。
独立後もまれに見る円満退社で、引き続きテレビ東京の番組プロデュースを続ける佐久間プロデューサー。
「なんでこんなに好きなことばかりできるのか?」「なぜ敵がいないのか?」
「なぜ熱狂的なファンをつくることができるのか?」
「どうしてネタ切れせず、これだけの仕事をこなせるのか?」。その秘密を62の項目にわけて公開します。

「限られた時間」と「自分の得意」で付加価値を生み、ムダなことはやらずにコスパよく、
ムダに戦わずして、ラクして速く成果を出すための力の入れ方、力の抜き方教えます。

各章のタイトルは以下の通り。

はじめに
第1章 仕事術 編

第2章 人間関係 編
第3章 チーム 編
第4章 マネジメント 編
第5章 企画術 編
第6章 メンタル 編
おわりに

本書は1994年-2021年までテレビ東京にて
プロデューサーを務めた佐久間宣行さんが書かれた本。
現在はテレビ東京を退社しフリーランスとして活動中。
この本は2022年4月に初版 発刊。

著者が20年以上の社会人生活で得たノウハウを
6つのカテゴリーに章立てて
62のテクニックとして紹介している自己啓発本。

主に会社員を対象とした内容で、
様々な立場の人物に参考になる様なテクニックを
1個あたり2~4ページ程度でまとめて記載している。
(ただ、数年は実務を経験して読んだ方が共感しやすいかも)

著者を良く知らない読者が読んでも問題のない本で、
実際、私は佐久間さんを知らない状態で読みましたが、
特に不明点はありませんでした。

ただ、著者の制作番組名が良く出てきたり、
息抜きのコラムに関係者の
コメントが寄せられていたりとするので、
著者の事を知っている方がより楽しめるかもしれない。

本内に画像はほぼないが、
丁度いいハイライトと軽い文章量、読みやすい文体で
提言→経験談→結論 と理解しやすい流れで書かれており
非常に読みやすい本でした。
ビジネス本ですが、堅苦しくない。

DIAMOND ONLINEで本と同タイトルのコラムを持っている。
また、youtubeチャンネルを運営されており、
そちらでも活動されている様です。

感想

他の方のブログを見た時に本書が紹介されており、
仕事へのモチベーションのあげ方に迷っている時期であるため
気になって読み始めた本。

最近、仕事へのモチベーションアップのためには
成果物に自分の気持ちが楽になる様な工夫や遊び心を入れるのはどうか?
と考えており、似たようなアオリを見かけたのが特に興味を引きました。

読んでみて、非常に参考になりました。
ずるい仕事術 と銘打っていますが、
アドバイス自体はかなり正統派で仕事に真摯に向き合うものが多いです。

参考にしても反感を買うものは無く、
真似してみたいと思う部分がかなりありました。

個人的に新鮮だったのは、職種の違いが影響するところ。
私は製造業に務めているのですが、社内では
製品品質の確保のためには実績のある方法をコピーする
【前例使用】の考え方がとても多いです。
(改善や品質向上、新技術への取り組みはありますが)

対して著者はテレビ業界であり、【以前に成功した企画の再使用】では
視聴者に飽きられてしまい、2度当てれるとは限らない職場。

本書の内容も企画立案やアイデア生産に言及した
クリエイティブな方面のアドバイスが多く、
そういった部分で特に参考になりました。

著者がマメな性格なのか、紹介している体験談も澱みなく
文章が整然としていて飲み込みやすい本でした。

本書の中でも特に参考になった部分を抜粋して
自分用のメモとして紹介します。

抜粋

  • 相談のゴールは「解決」にする

相談と称して、「話しやすい人」と話しているだけになっていないだろうか?
悩みの解決のヒントを持っているキーマンに「あなたに相談する事で解決が出来る」
という事を伝えつつ、問題解決をゴールにすべき。

  • 「社内初」はローリスク・ハイリターン

会社として未経験だが、採算のとれるもの。これから上り調子になる分野。
そういう仕事であれば 過度な期待はされず、失敗しても大して咎められず、
成功すれば第一人者となり、先行者利益が取れる。
相応の努力はいるが、スモールステップの挑戦としては割がいい。

  • 空回りしたら「説明不足」「負担超過」を疑え

自分がリードする仕事で、チームに対して空回っていると感じる場合。
チームへ目標の共有が不十分か メンバーがそれどころではない(負担超過)
場合が多い。
チームが上手く機能していない場合は上記の視点で見てみることも大事。

  • 企画には「自分だけの『原液』」を混ぜる

企画に必要なのはマーケティングではなく、「自分の感覚」だ。
あなたが面白いと思うものは、多分、他の誰かにとっても面白い。
ただ、難しいのはそれを伝える事。
自分の感覚に従った企画は自信をもって世に出せるし、やり抜くことが出来る。
そのためには、自分の抱いた感覚を企画に混ぜると上手くいく。

  • 「稼がなくていい企画」なんてない

会社は面白い事をしたいわけじゃない。
利益になる事に投資する。金を出す。
楽しく仕事をするためにも、自分が会社に出せるメリットを提示しよう。

自分が参考になった所をいくつか抜粋させていただいたが、
かなり端折って記載している。
個々人で琴線に触れる部分があると思うので、
気になった方は読んでみてはいかがでしょうか。

まとめ

以下まとめです。

自分の仕事の仕方に悩んだら、一度読んでみては?

製造業では最近、
マーケットイン…顧客のニーズに応じた製品を世に出す
方式を重視している様に見えます。

市場のリサーチにリソースを割いて、市場の求める製品を世に出す。
効率的で、非常に理にかなっていますが技術的なブレイクスルーや
イノベーションは起こしにくい印象があります。

対して企画立案・挑戦・製作を主題に置いた本書は
プロダクトアウト…自信をもって作れるものを作って世に出す
の側面が強いと感じました。
(当然、一定のニーズのある分野に対して行うでしょうが)

個人的には、既存のアイデアの掛け合わせであれ、
何か新しいものを生産する行為には憧れがありますね。

やりたい事を会社で出来る様に調整しつつ、結果も出す。
自分の仕事として世に送り出す。
ずるいというよりは、こういうのを処世術っていうんだろうなぁと
感じた本でした。

お読みいただきありがとうございます。
shoでした。

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