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こんばんは。shoです。
当ブログに遊びに来ていただき
ありがとうございます。
今回は代表的な米国株ETF『VTI』についての記事です。
米国株に限らず中小型株に分散して投資でき、
「米国まるごとに投資できる」ETFとしてよく紹介されている
ファンドなので、各情報を確認してみました。
↓VOOについてはこちら
有名なファンドなので様々な方が既に触れている内容ですが、
初心者サラリーマンのメモとしてどうぞ。
結論としては以下です。
「VOOとほぼ同リターンの大型分散ETF」
VTIの基本データ
正式名称は「Vanguard Total Stock Market ETF」
ティッカーシンボルが:VTI になります。
↓VTIの基本データ
銘柄数 | 3935 |
設定日 | 2001/05/24 |
経費率 | 0.03% |
配当時期 | 3月/6月/9月/12月 |
主要セクター | 情報技術 |
直近分配配利回り (2021/07/30) | 1.18% |
ベンチマーク | CRSP US Total Market Index |
・米国のみで銘柄分散が4000近く。
・設定日が2001年からであり、
リーマンショック/コロナショック経験している
特徴
指標と構成セクター
商品概要
・CRSP USトータル・マーケット・インデックスの
パフォーマンスとの連動を目指します。・大型株、中型株、小型株に分散し、
グロース(成長)とバリュー(割安)の2つのスタイルで構成されています。公式リンク の overview と factsheetより引用翻訳
CRSP US Total Market Index に連動する運用を目指すETF。
この指数は米国の株式市場における投資可能な企業の約100%を含み
大型~小型株までを網羅している、時価総額加重平均型の株価指数。
楽天証券における円建てインデックスだと
楽天・全米株式インデックス であるみたいですね。
(管理費用0.162%、ノーロード)
↓組入れ銘柄・セクター(2021/6/30時点)はこんな感じ。
情報技術(Technology)・一般消費財(Consumer Discretionary)
資本財(Industrial)
の3つのセクターが高い組入比率を持っています。
相変わらずIT企業GAFAMがTop5を飾っており、
TOP10銘柄だけで構成比率の23.4%を担っています。
この辺りはVOO、VTと同じ内容になりますね。
4000近い銘柄を含みながらもTOP10の割合がこれほどなのは
GAFAMの強さが伺い知れます。
トータルリターン
公式サイト上に、「Performance」という区分で
トータルリターンが表記されています。
左が4半期終了時の各期間でのトータルリターン
右が1万$スタートで、税引き前配当金を再投資した場合のパフォーマンス
を示しており、設定来で8%、例年14%超の成長が見られます。
コロナ時を除き、安定した成長具合です。
同じサイト内の「Price & performance」のタブで
VOO(S&P500) 及び VYM(高配当) との比較↓がこちら
VOO とほぼ変わらないリターンを叩き出しています。
分散が 米国株式市場全体と500銘柄で
それ程リターンが変わらないのも不思議ですが、
これほど僅差ならVOOとどちらか一方を選んでも良いですね。
分配金とトータルリターン
Portfolio visualizer を用いてVOO、VYMと比較してみました。
↓トータルリターン。
1万$スタートで2011~2021 で VTI+426%、VOO+431%、VYM+346% と
なりました。
暴落時の騰落率を表すドローダウンは-21%。
↓トータルリターンでのインカムの内容。
長期目線では若干VOOに分があるように見えますね。
ただ、ほぼ差が無いので好き好きに見えます。
↓設定日が最も古いのでVTIのみで、設定日からのバックテスト。
こちらでのMAX ドローダウンは 2008年の -50.8%。
リーマンショックの様な暴落時は資産が-50%になる事も
理解しておく必要がありますね。
まとめ
以下、VTIを調べた現時点でのまとめです。
・米国株式ほぼ100%の4000銘柄程度に、低い経費率で分散投資できる。
・VOOとほぼ変わらないリターンを叩き出している。
全世界株VI が VOOでリターンに後れを取っていたので
同じ傾向にあると思って調べてみたのですが、
VOOとほぼリターンが同じでした。
もはやVOOの500銘柄程度で米国株式市場の全てに
なっているんじゃないか?というぐらいですね。
今回設定日が2008年以前からあったので
過去の暴落を見てみましたが、資産が-50%になるのは
流石に正気を保てるか不安ですね。
株式以外の暴落時に強い商品も知っておく必要が
あるかもしれません。
お読みいただきありがとうございます。
shoでした。
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