『スマホ脳』を読んだ感想【本】

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こんばんは。shoです。

当ブログに遊びに来ていただき
ありがとうございます。

今回は最近読んだ本についての記事です。

今回読んだ本は
スマホ脳」というタイトルの本。
源題:Skärmhjärnan

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¥970 (2023/02/09 13:54:41時点 Amazon調べ-詳細)

255ページ。読み終わるまで4-5時間ぐらい。

要約すると「SNS・スマホ依存への悪影響について」。
さらっと紹介的な記事ですが、
初心者サラリーマンのメモとしてどうぞ。

あらすじ・紹介

簡単な内容はAmazonの商品ページから抜粋↓

内容
平均で一日四時間、若者の二割は七時間も使うスマホ。
だがスティーブ・ジョブズを筆頭に、
IT業界のトップはわが子にデジタル・デバイスを与えないという。
なぜか?
睡眠障害、うつ、記憶力や集中力、学力の低下、依存―最新研究が
明らかにするのはスマホの便利さに溺れているうちに
あなたの脳が確実に蝕まれていく現実だ。
教育大国スウェーデンを震撼させ、
社会現象となった世界的ベストセラーがついに日本上陸。

 

著者について
Anders Hansen
1974年生まれ。スウェーデン・ストックホルム出身。
前作『一流の頭脳』が人口一〇〇〇万人のスウェーデンで六〇万部の大ベストセラーとなり、
世界的人気を得た精神科医。
名門カロリンスカ医科大学で医学を学び、ストックホルム商科大学でMBA(経営学修士)を取得

久山/葉子
1975年兵庫県生まれ。翻訳家。エッセイスト。
神戸女学院大学文学部英文学科卒。
スウェーデン大使館商務部勤務を経て、現在はスウェーデン在住

各章のタイトルは以下の通り。

まえがき
第1章 人類はスマホなしで歴史を作ってきた
第2章 ストレス、恐怖、うつには役目がある
第3章 
スマホは私たちの最新のドラッグである
第4章 
集中力こそ現代社会の貴重品
第5章 スクリーンがメンタルヘルスや睡眠に与える影響
第6章 SNS―現代最強の「インフルエンサー」
第7章 バカになっていく子供たち
第8章 運動というスマートな対抗策
第9章 脳はスマホに適応するのか?
第10章 おわりに
デジタル時代のアドバイス

本書は スウェーデンで精神科医を務める
Anders Hansen 氏が書かれた本。
スウェーデンでは2019年、日本では2020年発刊。

著者の「人間の脳はデジタル社会に適応していない」
という提言をまとめた本。

作者の推奨するスマホとの付き合い方を知りたい場合は
「P244~のデジタル時代のアドバイス」を一読すると
内容の把握が早いかもしれません。
理由に興味が出れば読んでみる…とすれば
とっつきやすいかも。

↓最も重要な部分はyoutube のTEDトークで把握するのがお勧めです。
(日本語字幕も出ます。)

Why the Brain is Built for Movement | Anders Hansen | TEDxUmeå

本書の簡単な内容の抜粋は以下。

  • 地球の約100万年の歴史に対して、人類の
    農耕化→工業化→デジタル化のスピードはあまりに早すぎた。
    そのスピードに生物学的な進化(身体や脳)が追いついておらず、
    人類の身体はデジタル化社会に適用していない
    生物学的には人類は狩猟生活時代と何も変わってはいない
  • ストレス、不安、恐怖の原因は狩猟時代の危機回避の名残ともいえる。
    人間に行動を選択させる時には脳内ホルモン:ドーパミンが放出される。
    危機を回避する行動を選ぶ時には特にその傾向が強い。

 

  • SNSは特に人間の「(危機回避のために)情報を収集したい」 という、
    根源的な欲求に作用する様に巧妙に設計されている。
    ドーパミンを放出する様に設計されているため、依存になりやすい
    のも無理はない。あなたの注目が、企業にとっての儲けとなるからだ。

 

  • スウェーデンではiphoneの普及以来、精神科への受診数が爆発的に高まった。
    「優れた人物と自分との比較」は精神へ多大なるストレスを与えるが、
    SNSには比較対象が無限に居る。

 

  • 生物学的には狩猟時代とは変わっていない現代人にとって、
    運動することは自然な行為であり、
    脳へ多大なる好影響を与えることがわかっている。
    週に2時間、心拍数をあげる運動をすると良い

ずいぶん端折りましたが、
データなども本文に多く記載されています。

基本的に読んでいて躓くことはありませんでしたが、
少し訳が妙に感じたり、
話の途中にコラムが挟まったりする部分は違和感がありました。

内容は興味深く、人気になった理由がわかる本でした。
挿絵は無く、文章量は多いので携帯しやすいサイズですが
ボリューム感があります。

感想

コロナに寄せて新しく書かれた前書きに次の一説が出てきます。

新しいテクノロジーに適応すればいいと考える人もいるが、
私は違うと思う。人間がテクノロジーに順応するのではなく、
テクノロジーが私たちに順応すべきなのだ。
P14 新しいまえがき より抜粋

この内容は確かになるほどと感じました。

ニュースサイトをぼんやり見続けて、
気づいた時に1時間経っていた時などは
興味を無限に引いてくるツールに良い様に操られているとしか
言い様がありません。

SNSでは私はtwitterを見る専で使っている事が多いですが、
サジェスト や バズっているツイートを追っている時は
刺激的なテーマを扱っている事が多く、
あまりいい時間の使い方に繋がっていない事へは自覚的でした。

データを元に提言してくれる内容に対して、
どう感じるかは読んだ人次第とは思いますが、
一度スマホの使い方を考え直してみるいいきっかけになるかもしれません。

まとめ

以下まとめです。

  • スマホは便利なデバイスではあるが、
    使用にはデメリットもある事を自覚しておこう。
  • 運動は 集中力/耐ストレス性/記憶力 を高める
    効果的な方法である。

この本はブログを書いている友人から教えてもらったもので、
興味があったので読んでみました。

スマホ自体は便利なツールである事で、
【デメリットが生じることへの意識】は全くなかったのですが
有限な時間をつぎ込んでいる事は事実。
アプリのスクリーンタイムを見てみてもいいかもしれません。

企業はより注目を引き付ける様にツールを作り、
使用者は操られないように立ち回っていくのは
ハッカーとPCの攻防みたいですね。

マーケティング――ブログの書き方とかでもそうですが、
読者の注目を引き→行動を起こさせる事で売上を上げる事を
手法として解説している本も多いので、
本書で言っている事を肌で理解できました。

少なくともスクリーンタイムは復活させ、
運動は生活に取り入れようと決意しました。

お読みいただきありがとうございます。
shoでした。

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