管理職シミュレーション:インバスケット・ゲーム【雑記】

雑記
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こんばんは。shoです。

当ブログに遊びに来ていただき
ありがとうございます。

今回は FIREとは全く関係ない
インバスケット・ゲームについてのゆる雑記です。
※ただの30代サラリーマンの日記です。

インバスケット・ゲームという試験を聞いたことはあるでしょうか?

インバスケット(未処理箱)に山積みになった書類を
制限時間内に適切に処理できるか、という
業務シミュレーション試験を指します。

私の勤めている会社では、
【管理職になるための昇進試験】に取り入れられており、
その試験で初めてインバスケットに触れましたが、
興味深い試験だったので雑記にしました。

まだ試験の結果は出ていませんが、
2022/9/13追記(受かってたらしいです)

主に来年の再試験に対する自分のため、
もしくは受かった場合の後輩へのアドバイスの備忘録のため
初心者サラリーマンのメモですが良かったらどうぞ。

インバスケット

「管理職になると部下のマネージネント業務がある」
言われますが、具体的にどういうことをするか、
という点はあまり把握出来ていなかったりします。

また、普段の仕事ぶりから
「あいつはマネジメント力がある」とは思っても、
能力レベルを視覚化するのは難しい分野でしょう。

そのため、マネジメント業務を疑似体験させ、
記述式の回答で能力を測る。
その試験がインバスケット・ゲームです。

概要

練習に際してこちらの書籍を読んだので
こちらから一部抜粋。

とっつきやすくていい本でした。

「インバスケット」は1950年代アメリカ空軍で生まれた
トレーニングツールで、制限時間内に架空の役職・人物になりきり、
多くの未決処理案件の処理を行うビジネスゲームです。

シミュレーションゲームですね。
やったことないけど「ザ・コンビニ」みたいなもんかな?

練習でやった問題では
「ホームセンターの商品開発課の係長」
「ホテルの支配人」
「家電量販店の店長」
「文房具企業の営業課長」
などの役職がありました。

それぞれの分野の専門知識は一般常識程度で良く、
本テストの回答から、

●優先順位設定力
●問題分析・発見力
●意思決定力
●調整能力・組織活用力
●リスク管理
●対人能力

などが評価されます。

試験の内容

練習や実際の試験であった状況設定はこんな感じ。

あなたは●●株式会社の~支店の副店長をしています。
ある日、★★支店への転勤が決まりました。
★★支店の店長が6/5から急病により入院中であり、
後任が急遽必要という事で今回の話が来ました。

現在は6/12 。今から★★支店に行って
6/5~6/12の間に溜まった未処理の書類(20枚)
2時間で出来る限り処理してください。

あなたは、6/13~6/20の間は海外研修参加のため
次に★★支店に出社できるのは6/21です。
本日や研修中は外部に連絡は取れません。

なんやこの会社。

ってなりますよね。状況設定が特殊すぎて。
(ccメール入ってて指示待ち状態の副店長は店長が嫌いなのか?)

その上、個々の案件が

・取引先からのクレーム だったり
・単なる部下の愚痴 だったり
・課の方針について部長が話したい とか言ってたり
・社用車を買い換えたい と部下が言ってたり
等の案件が順不同に出てきます。
課長、ホワイトボードが消えにくいので専用溶剤買いたいですとか
好きにしてくれよってなります。
元々、
①全てが処理できない時間設定
②情報不足により現時点で判断できない案件を混ぜている
③重要・非重要案件が順不同

④そもそも絶対的な正解は存在しない

 

という問題群なので いわゆる「そういうもの」なのですが
初めて見たときは面食らいました。
練習していないと本番で回答に困ります。

試験のポイント

インバス! サイトの記述式問題集をいくつかやって
個人的に思ったポイントは以下。

重要度・緊急度マトリクスを書く

色々やり方はあると思いますが、
「重要度・緊急度が高い案件が処理されていないと減点」
なのは恐らく確実でしょう。

そのため、まず舞台設定と案件をすべて読んだ後
下の図の様な 緊急度と重要度を図にして案件を図示して
関連のある案件は線でつなぎ、
重要かつ緊急のものから解く としてました。

条件付き承認の活用

回答例、得点の付け方解説から
記述式の回答がポイントを押さえているかの加点方式
採点されていそうな印象があります。

中でも【判断】において

承認・条件付き承認・一任・着任後指示・保留・却下

があるとは思いますが
手放しでの承認・却下が評価されるパターンはほぼないので

期限 及び 判断基準、指示内容をはっきりさせた
条件付き承認を自然と多用することになります。

ただ、それらを漏れなく行おうとすると
時間が足りなくなりがちなので、兼ね合いが難しい所。

感想

めっちゃ手が痛い

他社さんは知りませんが、私の勤めている会社では
全て手書きで回答 でした。

もう携帯やPCに慣れすぎてて漢字は出てこないわ
普段そんなに文字書くことないわで大混乱。

↓例えば一般的な回答

「Aさん、報告ありがとう。
前任のBさんに代わり、新任となりましたCです。
以後よろしく。
その件に関しては案件7から取引先の財務状態に不安があります。
まずは合見積もりを取ってリスト化し、
次の出社日×月×日までに報告ください。

>Dさん、サポートよろしくお願いします。」

みたいな内容でも80字ぐらい書いてたりします。
× 案件数20とかなので400字詰め原稿用紙4枚ぐらいは書きます。
(読書感想文か?)

実際 腱鞘炎対策は必須 らしく、試験会場でも
腕に湿布貼ってる人をよく見ました。
練習は1回は実際に書いて、
回数やるならPCとかに入力した方がいいです。

腱鞘炎なったら労災おりるのかな?

事前準備がすべて

試験が始まったらやるだけなので、
練習は勿論なのですが

・資料と案件を分けて留めて置けるクリップx2個
・5問捨てた時の時間配分の試算

はとても役に立ちました。

まとめ

以上、インバスケット・ゲームの雑記でした。

会社員である以上、本業の収入を上げるチャンスは
昇進のタイミングが主になります。

管理職になんてなりたくもないですが、
珍しく分かりやすい自己投資の例ですし、
インバスケット自体は割と取り組んでみて面白かったです。

マネージメント業務に悩んでいる方は
一回やってみてはいかがでしょうか?

お読みいただきありがとうございます。
shoでした。

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