『死ぬ瞬間の5つの後悔』を読んだ感想【本・雑記】

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こんばんは。shoです。当ブログに遊びに来ていただきありがとうございます。

今回はFIREの内容から少し離れて、最近読んだ本についての記事です。

今回読んだ本は 「死ぬ瞬間の5つの後悔」というタイトルの本です。

(原題:The Top Five Regrets of the Dying)

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総316ページ、読み終わるまで12時間ぐらい。

要約すると 「緩和ケアという仕事を通して得た 著者の体験談」でした。

あらすじ・紹介

簡単な内容はAmazonの商品ページから抜粋↓

内容(「BOOK」データベースより)

数多くの「最期」を看取った女性介護人が死の床で聞いた、誰にでも共通する後悔とは?人生は今からでも変えられる。器用に生きられないあなたに贈る一冊。

 

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

ウェア,ブロニー
オーストラリア生まれ。緩和ケアの介護を長年つとめ、数多くの患者を看取った。その経験を基にして書いたブログが大きな注目を集め、それをまとめた『死ぬ瞬間の5つの後悔』は26ヶ国語で翻訳され、世界中で読まれている。イギリスGuardian紙に掲載された同書に関する記事は、日本でも紹介され、大きな話題を呼んだ。作詞作曲家、作詞の講師でもある仁木/めぐみ
翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

この本は以下の章で構成されています。

1.プロローグ(著者が緩和ケアに携わるまで)

2.後悔1 「自分に正直な人生を生きればよかった」

3.後悔2 「働きすぎなければよかった」

4.後悔3「思い切って自分の気持ちを伝えればよかった」

5.後悔4「友人と連絡を取り続ければよかった」

6.後悔5 「幸せをあきらめなければよかった」

7.エピローグ(緩和ケアをやめてその後)

 

著者の経歴に始まり、各章のタイトルとなっているそれぞれの「後悔」の話が

患者の境遇や言動を通して説明され、それに対しての著者の考えや体験談が

語られていく、という内容。

 

自分に正直な人生を生きればよかった」という後悔は

亭主関白な夫に対してずっと自分を押し殺してきた貞淑な妻グレースが、

夫に先立たれ、自由な人生を生きようとした頃には既に余命宣告を受ける体になっていた。

グレースの悲しみを緩和ケアを通して聴く―― という話や

 

働きすぎなければよかった」という後悔では

妻の静止を聞かず、子供たちの自立後も働き続けたジョン。

やっと仕事のリタイアをし、妻を顧みる頃には妻は弱っており、

妻が楽しみにしていた旅行に行けず妻を亡くしてしまう――

その後、ジョン自身が余命宣告を受けた身になり、

ヘルパーとしてきたブロニーに語る後悔とは――

といった話が続く。

 

死に直面すると、外聞に囚われず、

自分の本当にしたかった事や、大事にするべきものを思い出す

といった教訓が一冊を通して語られている。

感想

・上記で語られる 後悔 の例は非常に考えさせられる内容で、

思わず自分の人生を振り返ってしまう様な体験談が多い。

死に直面にした人達のストレートな思いが綴られていて、

いざ死ぬときに自分は人生に満足出来ているだろうか?

と想像してしまった。

 

・この本は元々著者のブログ「Inspiration and Chai」で書かれた、

著者の視点で体験談を本にしているため、頻繁に主観的な解釈や

著者の人生観が添えられて書かれており、著者の人生に興味がなく

「余命宣告を受けた人達の生の声がたくさん見たい」 という場合は

読みにくく感じるかもしれない。

(私は事前情報なしに、死に直面した人たちへのインタビュー形式

だと思って読んでいたので、著者の半生が

度々入るのが読んでいて結構辛かった。)

 

・316ページに渡って 挿絵が皆無で、文字が詰め込まれている構成のため

読み切るのに結構気合が入りました。

また、余命宣告を受けた患者の身の回りが話のメインなので、人間関係が頻繁に出てきます。

「…ジュードは亡くなったが、娘のライラと祖母は…

…父娘は町を離れ、エドワードの父親がいる…」の様な文章が毎章出てくるので、

誰がどの誰だ?となることが多く、読書が得意でないとちょっと理解に時間がかかる

かもしれません。

まとめ

以下まとめです。

・死に直面した人たちのリアルな声が描かれていて、
人生観の振り返りのきっかけにおすすめ。
・著者の主観が多く語られており、重いテーマも相まって
挿絵もないため気軽に読みやすい本とは言えない。

私個人としては複数回読みたいとは思わないが、興味があれば読んで損はないかも。

という本でした。

 

今回読んだ本は図書館で借りました。やはり図書館は便利です。

お暇なとき、ちょっと知りたいことを調べるのに利用してみてはいかがでしょう?

お読みいただきありがとうございます。
shoでした。

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