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こんばんは。shoです。
当ブログに遊びに来ていただき
ありがとうございます。
今回は 配当貴族指数について調べた雑記です。
初心者サラリーマンのメモとしてどうぞ。
結論としては
「インカムゲイン銘柄のリサーチ指数として要参照」
です。
配当貴族
株式投資でリターンを得られる手法として
買った時より株価が上昇してから売却して
差額で利益を得るキャピタルゲインと
株式を保有していることで配当金等の
定期収入を得るインカムゲインがあります。
長期保有を前提とした時にキャッシュフローを
強化に役立つのが高インカムゲイン=高配当銘柄
ですが、その配当を25年という
長期に渡り毎年増やしている企業を
「配当貴族」(Dividend Aristocrat)と呼ぶそうです。
その中でも、S&P500内の銘柄で構成された株価指数を
配当貴族指数と呼ぶとのこと。
その定義を見てみます。
定義
算出は S&P Dows jones indices 社。
以下の条件で算出されている。
S&P500に採用されている銘柄で
・25年以上連続で配当を増額している
・参照時点で時価総額30億ドル以上である
・参照日の3か月間一日あたりの平均売買代金が
500万ドル以上であること
・構成銘柄は最低40銘柄以上
・特定のセクターを30%以上含まない
(上記サイトのメソドロジーから一部抜粋)
要約すると、
増配方針の安定した大企業を抜粋した指数と言える。
その指数のトータルリターンはと言うと…
↓下のグラフはS&P Dows jones indicesのサイトから転載。
10年間で比較先はS&P500。2020年から少し後れを取っている。
公式サイトの解説動画上では変動性が低く、
調整局面に耐性があるのが特徴の事。
上記のグラフだけ見ると同じくらい下がってますけどね…
(2008年の金融危機の際は S&P500が4割下落に対し、
配当貴族指数は22%だったらしいです)
そして以下が上位10銘柄と全65銘柄のセクター。
S&P500と比較して成長株セクターである
information technology(情報技術)の占める割合が低いのがわかる。
銘柄に関しては S&P Dows jones indices のサイトに
全銘柄リストがないため(何故?)
Wikipedia か その 参照元1 / 参照元2 の方が見やすいですね。
【MCD】や【JNJ】、【MMM】や【IBM】といった著名な銘柄が
名を連ねています。
参照元1モトリーフールの記事では増配年数、
USnewsの記事では利回りでリスト化されています。
総括として、業績の安定した銘柄の
参照元として優秀な指数かもしれません。
参考:ETF【NOBL】…配当貴族指数連動のETF
日本版 配当貴族指数
また実は日本でも、ダウ・ジョーンズ・インデックスと共同で
2015年から「S&P/JPX配当貴族指数」という日本版配当貴族指数
を算出しているそうです。
その条件は
・TOPIX構成銘柄
・時価総額500億円以上 と 1日3億円以上の売買代金 の基準を満たす銘柄
・10年以上にわたって配当水準を維持、または増配した銘柄で構成されています。
となり、流石に米国の基準よりは控えめです。
以下は公式サイトからのプライスリターンのグラフ。
(プライスリターン…価格のみの変動を示す)
上下する日本相場そのままの動きをしています。
流石に右肩上がりではないですね。
そして以下が上位10銘柄と全50銘柄のセクター。
圧倒的に多いセクターがFinancials(金融)で30%。
個々の銘柄でいうと武田薬品(4502)やアサヒ(5857)、NTT(9432)といった
利回り3%超の大企業の銘柄が並びます。
日本株での高配当銘柄のポートフォリオを考えるにあたって
参考にしてみても良いかもしれません。
参考:【1494】…日本株配当貴族連動の銘柄
まとめ
以上、配当貴族という指数の定義についてでした。
銘柄をスクリーニングするにあたって指数を参考にすることは
流動性と実績がある銘柄の検索を容易に出来ると言えます。
隠れた成長株を探す役には立ちそうもないですが、
素人の銘柄選定の一助としては一役買いそうです。
配当貴族を中心に、個別銘柄の業績を調べていこうと思います。
お読みいただきありがとうございます。
shoでした。
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コメント
ありがとうございます。とても参考になりました!
2021年4月30日付の主要構成銘柄30件の中で自分のリストから抜けているものを調べてみます。
大感謝です。
コメントありがとうございます。
私も調べていきたいと思います。