眼内コンタクトレンズ手術(IPCL)した話【生活】

生活
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こんばんは。shoです。

当ブログに遊びに来ていただき
ありがとうございます。

今回は 眼内コンタクトレンズ手術体験記についての話題をつらつら書いた記事です。
※ただの30代サラリーマンの日記です。

2025年1月に眼内コンタクト手術を受けました。
コンタクトを目の中に入れちゃって近視矯正しようってやつです。
個人的には物凄く有用で、貴重な体験だったので
メモ的にブログに残しておこうと思います。
(気づいたらまた半年以上経ってたけど)

一般サラリーマンの体験談ですが良かったらどうぞ。

記事構成

今回の記事構成は以下の6つになります。

1.きっかけ
2.IPCLとは
3.費用の話

4.手術について
5.結果・反応

それぞれについて書いていきます。ちょっと長いかも。

きっかけ

 


私は「気になった内容が2回印象に残ったら実行に移す」という方針で生活しています。
で、それが今回は眼内コンタクト手術(IPCL)でした。

①回目 → 友人の妻が実施したらしい
聞いたときのメリットは
「手術一回きりで歩いて帰れる」
「メンテナンス要らず」
「医療費控除が使える」
この時点では【へー便利だな】ぐらいでした。

②回目 → ゲーム実況者がお勧めしてた
夫婦で見ているゲーム実況者の牛沢さんが、この↓動画で語っていた。
手術の様子を詳細に語ってたので、もし受診した時のことを想像できた。
この辺りで【いつやろうかなー】と考えていた。

『人生で一番よかった買い物』の話をします

で、最後の起爆剤となったきっかけ、【眼鏡が壊れた】。
床の布団のそばに眼鏡を置いていた私が悪かったのですが、
妻が歩いた際に眼鏡を踏み、眼鏡のつるが折れてしまいました。

買替に眼鏡屋さんに行くことを想像してみると、
似合っているかよくわからない眼鏡を何度も顔に当てがってどのデザインがいいか考えるわけです。
結局、数万円ぐらいするし。
しかも店のサンプル眼鏡はレンズに度が入っていないので、
「眼鏡を買いに行くためにコンタクトレンズを付ける」というイベントが発生します。

その想像が果てしなくダルく感じた私は
ぼんやり折れた断面を見ながら、「よし、コンタクトを目の中にに入れよ」と決定したのでした。

すぐ手術出来る訳じゃないので結局、眼鏡は買いました。
ただ、めんどくさいので裸眼で店に行き、前のと同じっぽいデザインを適当に買いました。

IPCLとは

IPCL(Implantable Phakic Contact lens)は、
眼内コンタクトレンズ手術と呼ばれ、読んで字のごとく目にレンズ入れる手術です。

詳しいことはググったらいくらでも出てきますが()、
私が調べた中+受診で説明を受けた中で印象に残った部分を箇条書きすると

・手術は資格がいるので認可のある眼科で実施する。
・一度目に入れればメンテナンス不要
・度の変更による入れ直し、もしくは取り除きが出来る
(元に戻せる。レーシックは角膜を削るので戻せない)
30分ほどの手術で日帰り可能。
・海外での手術実績多数で失敗例はほぼなく、拒絶反応も少ない
・(治療じゃなければ)保険がきかない。代わりに医療費控除が使える。
・0.02ぐらいの視力が1.5-2.0ぐらいにはなる
・私の行った眼科では 前金契約、適合検査3回。
・レーシックの3倍ぐらい高価。

ICLが先発(日本で2010年~)、IPCL(日本で2015年~)が後発の製品で
後に出来た物のため術例は少ないですが技術は同じで、IPCLはICLを改良した物らしいです。
いわく、

・目の中の水(房水)の流れを制御する穴が増えて眼圧の上昇を抑える とか
(眼圧の上昇は緑内障の原因と言われている)

・ICLは単焦点のみのため老眼に対応できないが、IPCLには多焦点レンズモデルあり とか

色々説明受けましたが正確な情報は調べてください。
私には魅力的に感じたので、適応検査をしたその日に契約して帰りました。

費用の話

普通に高いです。

手術が可能かの検査:5,500円
契約:770,000円
(IPCL単焦点、両目乱視ありの金額。人によって増減します)

でした。

ただ、術後1年間までの定期的な経過観察時に追加料金は発生しません。
また、知り合いに「緑内障治療でICLを受けた場合は保険適用により3割負担だった」
との話も聞きましたので治療だったらもう少しお得ですね。

私の行った眼科はクレジットカード決済可能だったので1%がポイントで戻ってきたのと、
医療費控除で大体8%ぐらい返ってきましたので、確定申告すれば少し還元できます。
(医療費控除は通院の交通費(公共交通機関)も含まれるらしいのでお忘れなく)

一応計算的には…
月2,000円のコンタクトレンズを35年使い続けたと仮定したら回収できるとか
2年に1回40,000円程度、眼鏡を買い換えたり目に使ったりしたら回収できるとか
考えましたが、やってみたかったのが一番大きいですね。

手術について

個人的にはめっちゃ怖かったです。
あくまで私が行った眼科では次の様な流れでした。

・1度目の来院にて適応検査(2024/11)。
一般の眼科の検査+問診+契約+手術可否の確認+カウンセリング。

・2度目の来院で初回精密検査。
一般の眼科の検査+採血がありました。感染症確認のためだとか。

・3度目の来院で最終精密検査。
一般の眼科の検査+血液検査の確認。オーダーするレンズの決定。
手術日を決定し、手術日3日前から点眼する目薬を貰って帰ります。
(手術日まで殺菌するやつだったかな?1日4回。)

・4度目の来院で手術当日(2024/01)。
当日は運転NG。目に傷が着くのでゴーグル持参で来院します。
私以外にも5名ほど同じ日に手術される方が居ました。

以下の手順で手術しました。

①時間を置きながら5回ぐらい瞳孔を開かせる点眼+点眼麻酔を行う
(1回点眼ごとに15分ぐらい置くので1時間半ぐらい座ってた)

②術衣に着替え、目まわりの消毒(やってくれます)

③手術台で瞼をメンディングテープで固定し、目が乾かない様にジェルを目の上に乗せます。
 不安軽減のため笑気麻酔ガスを吸入されます。

④片目ずつ、注射器の様な機械でレンズを注入し位置が固定されたことを確認したら手術終了。
(目の中で折りたたまれたレンズが開いていくのがわかりました)

30分ぐらいで終わります。瞳孔を開かせる点眼薬が効いてるのではっきり見えません。
ゴーグルをつけたまま、とぼとぼ帰りました。
次の日にも検診があるので2日間はお休みが必要になります。

術後1週間ぐらいは寝ている間もゴーグル生活・点眼生活が続きます。
(目に小さな傷があるので感染症防止、外部からの衝撃防止ですね)

 

【手術の感想】
理路整然とした説明を受けていたので、正直大丈夫だと思っていましたが
抗不安薬を平日は常飲しているせいか 笑気麻酔があまり効いていない気がして
しんどかったです。

瞳孔を開かせる点眼により「光が眩しく、少し痛く」感じるのですが
その状態で瞼を開きっぱにして、手術台のライトを当てるのでそれがキツかった。
(痛い様な、不快な様な…でも瞼は閉じれないので少しパニック。咄嗟に映画のSAWとか思い出しちゃった)

不快だと鼓動って早まるんですね。鼓動の度に音が鳴る機械を付けられているのですが、
それが早くなっていくのを聞いて、より不安になっていったのを実感しました。
普通に怖かったのでせめて手術室ではクラシック音楽でも流しておいてほしかった。
(あとあんまり声掛けするタイプの先生じゃなかったので…「無事進んでますよー」とか言ってくれればな~)

まぁ、結果 問題なかったので楽観的に構えてたらOKです。

結果・反応

術後翌日、1週間後、1か月後、3か月後、半年後と経過観察に行きましたが
特に何の問題もなく両目とも1.5程度見えています。
(術前の視力は0.04でした)

術後1週間ぐらいまでは異物感、光を強く感じる、違和感や充血がありましたが
以後は忘れて快適に過ごせました。やって良かったと感じた瞬間です。
数年コンタクトレンズを使ってなかったので、久しぶりに裸眼の自分を鏡で見ました。
思ってたより老けてましたね。自分の顔見て驚く不思議な感覚。

周りの反応として、間違いなく親しい人間に一度はサイボーグ扱いされます。
「俺裸眼で1.0以上あるけど70万もかけて俺と並んだの?」
「あの看板読める?え?読めないの?目にレンズ入ってるのに?
「次は脳にチップ埋めるか。もう目に入ってるし一緒でしょ」

等々、愛のあるイジリがあなたを待っています。
そういう時は余裕を見せてあげましょう。「まぁ、俺視力1.5あるし??」って。

今のところ感じているメリットとして

・眼精疲労が大きく減りました。(めっちゃうれしい)
・(なぜか)ドライアイが改善し目薬の回数が減りました。
・遠くまで見える。当然だが朝起きてすぐ眼鏡を探さなくてもよい。
・風呂場で自分の顔が見える。
・サングラスが掛けられるようになった。
・バイクでヘルメット付けるときに眼鏡外さなくてよい
 (これ、実はすごいめんどくさいんですよ…)

デメリットとしては

・極端に近い所は逆に見辛いかも。
 (エンドミルの刃先とか見えない)
・目の端で光がチラつく瞬間がたまーにあります
 (多分、ハロー・グレア現象ってやつです)

ぐらいですかね。今後はわかりませんが。

以上

以上、「IPCLやってみた」の記事でした。

総括するとやって良かったです。技術は進歩している。
保険適用可能な手術になってほしいですね。

ちなみに これ↓やるの忘れてました。

ピーター・パーカーが力を得た最初の朝 | スパイダーマン | 映画シーン 🔥 4K

というのも、目が見える様になったら正直見えない時の気持ちが思い出せないんですよ。
インプットに関わる部分なので、感じてみないと分かりにくいというか…。

古いゲームをやって「画質悪ッッッ!」って感覚みたいな感じなんですかね。
まぁ、いちいち眼鏡出して演技するのも馬鹿らしいのでやめました。

割と人生の中で思い切った決断だったので記事にしてみました。
私の場合は、良い方向に行ったので悩んでいる方の参考になれば幸いです。

お読みいただきありがとうございます。
shoでした。

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